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働き方改革法案

2018.05.21

カテゴリ: 人事, 働き方改革, 労務

働き方改革法案の審議もいよいよ大詰めです。

 

 

 

 

この法案の審議の論点は高度プロフェッショナル制度などに行きがちです。

 

 

 

 

しかし、中小企業経営の観点から見れば、多きなポイントは労働時間に関する制度を見直し(時間外労働の上限規制)、違反した場合には罰則を設けるというものです。

 

働き方改革法案

働き方改革法案

厚生労働省「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案(平成30年4月6日提出)」から

 

 

 

 

 

簡単に言えば、年間の残業時間の上限規制が本気で行われるのです。

 

 

 

 

 

今までとは違うレベルで厳格に行うという意味です。

 

 

 

 

 

労働基準法はいわば経営における労働の共通ルールです。

 

 

 

 

 

このルールを厳格化するということは、裏を返せばこのルールが守れないならば、市場から退場してもらうという意味です。

 

 

 

 

 

つまり法律が変わって、ルールを守れない中小企業は市場から出ていくしかないということなのです。

 

 

 

 

 

言い換えれば、時間規制とは限られた時間の中で、収益をあげられる企業だけを残すということです。

 

 

 

 

 

超・人手不足のなかで、時間を規制する。

 

 

 

 

 

売上と人員が比例するような企業は、事業のやり方自体の見直しが必要になります。

 

 

 

 

 

これからの時代は、人を集められる企業と人がいなくても収益が上げられる企業しか残らなくなるのです。

 

 

 

 

 

これからの10年で世の中は大きく変わります。

 

 

 

 

 

その大転換の中で変化していくことと同時に、この数年の短期でも、今の事業を維持するために、継続するために、生産性をあげることを本気でやらないといけない時代が来ています。

 

 

 

 

 

優秀な経営者、力のある企業はどんどん無人化、省人化し、ITを活用しています。

 

 

 

 

 

その中で中小零細企業はどこでどう収益をあげていくか、それを本気で考えなくてはなりません。

 

 

 

 

 

働き方改革、それは中小企業にとって経営のやり方改革なのです。

採用革命

2018.05.14

カテゴリ: 人事【採用】, 経営

あるニュースから、わたしは中小企業の採用がこれからもっと厳しくなると感じています。

 

 

 

 

そのニュースとはリクルートが、5月9日、グラスドアglassdoor.comを買収したというものです。

 

 

 

 

グラスドアとは、2007年に米カリフォルニア州ミルバレーで創業した、求人情報検索サイトで、企業に関する口コミ情報を収集しています。

 

 

 

 

口コミの種類は、「企業評価」や「社長評価」、「給与」、「福利厚生」などの基本的な情報に加え、「採用面接時の質問や感想」などあらゆる口コミを集めていくサービスです。

 

 

 

 

簡単に言うと、仕事の『食べログ』です。

 

 

 

 

転職会議など似たサービスもありますが、このグラスドアの何が恐ろしいかというと、リクルートはグラスドアを、indeedが持つ求人検索機能と連携させていくと考えるからです。

 

 

 

 

求職者の視点で考えれば、indeedを使えば簡単に給与の比較ができるようになりました。

 

 

 

 

もちろん給与だけでは会社は決められないので実際のその会社のホームページなどを確認し、採用面接に応募するか決めるのです。

 

 

 

 

そしてこれからは、そこに、在職者や退職者のレビューが出るのです。

 

 

 

 

良いレビューを書いてもらえればそれはすごくうれしいことですが、マイナスのレビューで「社長がパッとしない」とか、「総務部長にパワハラを受けた」とか、「ブラック企業」、などと悪意で書かれて、評価されたらどうでしょうか?

 

 

 

 

一気に求人の応募は減るでしょう。

 

 

 

 

それだけではありません。

 

 

 

 

現在、その会社で働いている社員のモチベーションを下げるし、家族は心配すると思います。

 

 

 

 

そう考えると、ネットで商品を購入する時にレビューを気にするように、採用もマーケティングなので、会社は評価する側の人を意識せざるを得なくなってしまうのです。

 

 

 

 

退職者から未払い残業を請求されるよりも、これからの時代に一番怖いことは、退職後にネットで会社に対して悪意を持って悪い評価をするような人です。

 

 

 

 

 

残業の精算はお金を払えば終わりますが、ネットの評価は長い間残ることになります。

 

 

 

 

だからわたしは、これからリクルートが仕掛ける『採用革命』に、日本企業、とくに中小企業が翻弄させられるのではないかと心配しています。

 

 

 

 

中小企業の経営のやり方はこれから大きく変わろうとしています。

 

 

 

 

今までの経営の常識が通用しない時代が来ているのです。

変化の足音

2018.05.07

カテゴリ: 経営

いろいろな本で未来になくなる仕事という記事を見ます。

 

 

 

 

1日単位で見れば大きな変化は感じないかもしれませんが、その波は確実に来ています。

 

 

 

 

それを感じる出来事があります。

 

 

 

 

 

3月5日に日本年金機構からマイナンバーの届出があれば、氏名変更(結婚の際の住所変更等)、住所変更が省略できるようになりました。

 

 

 

 

 

一般の人からすると、良く分からないと思いますが、今までは従業員の氏名が変更になったり、転居すると年金事務所に届出をしていました。

 

 

 

 

 

それが社会保険労務士事務所の仕事になっていました。

 

 

 

 

 

その仕事がお知らせ一つでなくなったのです。

 

 

 

 

 

また企業の保険証の発行も顧問社会保険労務士の仕事ですが、これも2020年にマイナンバーカードを保険証として使えるようになる予定です。

 

 

 

 

この出来事から「来たな」と思いました。

 

 

 

 

実際にはずっと前からこの波は来ていたのですが、どこかで、まだ大丈夫だと思っていたように思います。

 

 

 

 

しかし、本当に仕事はなくなるのです。

 

 

 

 

 

この波は止めることはできません。

 

 

 

 

 

わたしは個人のレベルでは、世の中の仕事がなくなることは良い面もあると考えています。

 

 

 

 

 

世の中がもっと便利になって、機械がやってくれることが増えれば生活コストも下がり、少ないお金で生活できるようになります。

 

 

 

 

時代は大きく変わり「好きなこと」が仕事になる時代がもう来ています。

 

 

 

 

このあたりの話は長くなるのでまたにします。

 

 

 

 

 

ただ企業経営はどうでしょうか?

 

 

 

 

 

わたしは「この仕事がなくなる」ということに関して企業経営は非常にきついなと感じることがあります。

 

 

 

 

ビジネスモデル、そのものがなくなるということは、つまり会社にとってそれは会社がいらなくなるということです。

 

 

 

 

経営者にとっては、会社とは人生そのものだと思います。

 

 

 

 

その会社が将来に適合する形に変えられなければ世の中からなくなるのです。

 

 

 

 

そういう時代にどう生きるか?

 

 

 

 

そういう時代にどう会社を経営するか?

 

 

 

 

これから真価が問われるのだと思いました。

お問合せ欄に表示する文字列。

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