ホーム  >  ブログ一覧

あなたの仕事に「バリュー」はあるか?

2017.02.20

カテゴリ: 経営

昨今のニュースであるように、残業の上限の設定、長時間労働の厳罰化のキーワードからも分かるようにこれから労働時間のルールは大きく変わります。

 

 

 

 

生産性の向上!新聞紙面ではこの言葉ばかりです。

 

 

 

 

会社の収益性は、同じ時間のルールの中でどれくらいの金額を稼ぐことができるかということが言えます。人で言うと1人の社員が8時間で30,000円の利益をあげるA社と8時間で15,000円の利益あげるB社があれば、A社のほうが収益性が高い会社です。A社のほうが給与が高く良い会社であることは容易に想像できると思います。

 

 

 

 

以前のブログにも書きましたが生産性とは何でしょうか?

 

 

 

キャプチャ

 

 

 

生産性を上記の式で表されます。生産性を上げるには次の2つの方法しかありません。ひとつは上記の式の分子の成果額を大きくすること、そしてもう一つが分母の投入資源を小さくすることです。

 

 

 

 

ここでよく起こる問題が、成果を上げるための最初の方法として、残業をしたり人手を増やしたりという「投入資源を増やす」施策が選ばれがちです。

 

 

 

 

生産性の定義を見れば分かるように、投入資源を増やせば生産性は下がります。残業時間を増やして仕事の達成量を増やした場合も、多くの場合は生産性は下がります。

 

 

 

 

仕事が忙しいと儲かっている会社はすぐに人材を増やしますが、急いで雇った新人の生産性は既存社員ほど高くないので、社内にあふれる生産性の低い仕事を、新人に押し付けることで、それらの生産性の低い仕事がいつまでも生産性が低いまま放置されてしまいます。

 

 

 

 

計算式から分かることは、生産性向上に大切なのは、やはり成果を増やすことです。

 

 

 

 

今ある商品に付加価値をつけて①顧客がより高い価値を感じる商品開発やサービス設計を行い、②価格を上げて、③新価格に見合う高い価値があることを、顧客が納得できるように伝えて、今よりも高い価格で自社の商品を買ってもらうことが必要になります。

 

 

 

 

ところで、もう少し生産性を掘り下げていくと、詰まるところ付加価値をあげるとなるとその会社で働く社員がいかに、価値(バリュー)がある仕事ができるかが問題になります。

 

 

 

 

バリューのある仕事とは何か?

 

 

 

 

 

この問いに回答できますか?

 

 

 

 

 

バリューのある仕事とは、丁寧な仕事、質の高い仕事といったことが言えるかもしれませんが、それは価値(バリュー)という言葉をなんとなく変換したに過ぎません。

 

 

 

 

 

丁寧な仕事ならどんな仕事でも価値(バリュー)があるかと言われたら疑問が残るからです。

 

 

 

 

 

価値(バリュー)のある仕事とは、縦軸に解の質、横軸に課題の質とした場合。

 

 

 

 

 

下記表の黄色の部分が価値(バリュー)のある仕事になります。

 

 

 

キャプチャ

 

 

 

課題の質とは、ビジネスの根本に関わる問題で、はっきり白黒がついておらず、複数の集団の間で決着のついていないようなものほど高くなります。

 

 

 

 

 

つまり誰でも解決できそうな課題、ネットや本を読んだら決着が着くような課題に対してどんなにすばらしい回答をしてもバリューのある仕事とは言えません。

 

 

 

 

 

価値のある仕事は、お客さんから求められる今まで誰も解決ができないような課題に対して質の高い解決ができるかです。

 

 

 

 

 

これは製造業であろうとサービス業であろうと成果を求められる仕事では共通です。

 

 

 

 

 

あなたの仕事に「バリュー」はありますか?

 

 

 

 

 

これを考えないと生産性は上がりません。

 

お問合せ欄に表示する文字列。