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中小企業が押さえておくべき銀行取引の基本ルール

2014.08.13

カテゴリ: セミナー

とうかい社会保険労務士事務所東海給与計算センターで代表をしています久野勝也です。

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7月29日に多治見市の産業文化センターでSMC 税理士法人様主催の「中小企業が押さえておくべき銀行取引の基本ルール」に参加しました。講師は一般社団法人銀行融資プランナー協会の代表理事田中英司先生です。

 

田中先生は自ら上場企業を作った経験もあり、ご自身の経営の体験と銀行取引を絡ませて巧みに話をされていたので引き込まれてしまいました。

 

このセミナーで特に3つのことが印象に残りました。

 

1つ目は銀行交渉はいかなる時も前向きに・・・「日傘」しかない。

2つ目は運転資金は毎年借り直す。

3つ目はお金は金利負担を気にせず、借りられるだけ借りる。

 

 

1つ目は銀行交渉はいかなる時も前向きに・・・「日傘」しかない。

 

よく銀行は晴れの日に傘を貸して、雨の日には傘を取り上げると言います。この晴れの日(会社が良い時)の傘は日傘だそうです。そして、雨の日(会社が悪い時)に当然、日傘は返せといいます。

 

それは銀行の基本的なビジネスモデルが、晴れの日(会社が良い時)にお金を貸して利息を稼ぐビジネスモデルだからです。

 

納得です。だから、後ろ向きな「経営が苦しいからお金を貸してくれ」は銀行には絶対に言ってはいけないのです。

 

そもそも「苦しい」は赤字補填です。そんな銀行取引はもとからありません。運転資金というしかないのです。

 

本当にお金がなくて苦しいときは、とにかく前向きに「昨日までの自分のやり方が悪かった」と言って、経営計画書を作って、しっかりと将来像を説明することが大切みたいです。

 

会社が悪くなると銀行が冷たくなったという経営者がいますが、よくよく考えれば当然です。そういうビジネスモデルなのです。もちろん伸びる会社を伸ばすのも仕事ですので、新規のビジネスやベンチャー企業にもお金を貸しますが、やはり返してもらわないといけないのが大前提です。

 

だから、会社が調子が良い時に、借りられるだけ借りる必要があるのだそうです。

 

 

 

 

 

2つ目は運転資金は毎年借り直す。

 

中小企業の借入れは、返済をしていくと、財務キャッシュ(借入れなど金融調達した資金)フローはマイナスになっていきます。そのため、営業で稼いだお金でそのマイナスを補てんできなければ、手元の資金が、すこしづつ減ることになるので、その減ることを見越して、1年に1回定期的に返済分以上の融資を受けることが必要だそうです。

なるほどです。特に急激に売上が伸びている会社は、運転資金が足りなくなる可能性が高いので、銀行取引をするうえで大切です。これは弊社も実行しようと思います。

 

 

3つ目はお金は金利負担を気にせず、借りられるだけ借りる。

 

「資金のダム」を作ってくださいと言っていました。

 

 

悪くなった時に銀行が貸してくれる会社が真の「優良企業」だそうです。

繰り返しになりますが、ほとんどの会社は業績が悪くなれば、お金を借りられなくなります。

 

資金を借りすぎてリスクがあるのは、余分な金利を払うことくらいで、いざお金がない時に借りられなくなるリスクとは比べれば、どちらを選択すべきかはすぐに分かります。それに、銀行は実力以上はお金を貸してくれないので借りすぎるなんてことは基本的にないそうです。もちろん、会社が借りたお金を使いすぎて返せないことが問題なのです。

 

 

田中先生のひとこと

 

「銀行は、困っていない時にお金を借りにいくところ、困ったら貸してくれません。」

 

教訓になりました。必ず学んだことは実践したいと思います。

 

 

田中先生

tanaka_eiji2013

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