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リクシル瀬戸社長の講演「大切なことは、生き残る価値があるか?」

2018.09.03

カテゴリ: セミナー, 人事

8月23日木曜日に船井総研主催の経営研究会2018に参加しました。

 

 

 

その中でLIXIL(リクシル)瀬戸社長の講演を聴きました。

 

 

 

ここ何年かで受講したセミナーで一番心に残りました。

 

 

 

 

 

セミナータイトル

株式会社LIXIL グループ社長 瀬戸欣哉

「持続的に成長する企業を育てる。~ベンチャーから大企業まで、経営で大切にしてきたこと~」

 

 

 

LIXILグループは、トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの日本を代表する住宅設備メーカー5社が経営統合して発足した会社で、国内外でM&A(合併・買収)を繰り返し、成長拡大してきた企業です。

 

 

 

わたしは以前からLIXILの中にもたくさんの優秀な人材がいるなかで、どうして外部から瀬戸社長が就任したのか不思議に思っていました。

 

 

 

瀬戸社長は、あの有名な工具通販モノタロウの創業者ですが、ベンチャーと大企業の経営は違うのではないかと思っていたからです。

 

 

 

しかしこの講演を聴いて、瀬戸氏ならどの会社も業績を向上させるなと感じました。

 

 

 

 

それくらいインパクトのあるものでした。

 

 

 

 

さて中身です。

 

 

 

 

 

この講演で聞いて中小企業が学ぶべきだと思うのは次の4つです。

 

 

 

 

1、とにかく実践し、チャレンジすることを重視していること

2、社内の情報が滞りなくトップにあがる組織をつくる

3、社員に、”自分の会社”という意識を持たせることが 強い組織をつくる

4、会社は生き残ることが大切だがそれ以上に、生き残る価値があるのかが大切

 

 

 

 

1つ目 とにかく実践しチャレンジすることを重視していること

 

 

 

 

同じ日の夜にカンブリア宮殿でも、株式会社LIXILの瀬戸社長の特集がやっていましたが、とにかくベンチャーのようなチャレンジする文化をLIXILに入れたかったと言っています。

 

 

 

 

LIXILは、優秀な会社が集まってできた集合組織なのに、失敗を恐れてチャレンジしない組織になっていました。

 

 

 

 

それをチャレンジする組織に変えるために、いろいろなことをしています。

 

 

 

 

服装も私服になりました。

 

 

 

 

このほうがアイデアが出やすいからです。

 

 

 

 

また、会議などもとにかく早く切り上げ、実行することを重視しました。

 

 

 

 

正解率が上がるまで議論する時間があったら、正解率は低くても早く実行するほうが、結果として成功するのです。

 

 

 

 

とにかくチャレンジの数を増やす。

 

 

 

そして失敗を責めない会社に変えたのです。

 

 

 

 

2つ目 社内の情報が滞りなくトップにあがる組織をつくる

 

 

 

社長に就任してすぐに600人の部下と面談をしました。

 

 

 

自分のところに有益な情報が流れるネットワークを社内につくりたい、そのために役員の数も半数にしました。

 

 

 

 

やはり、現場の情報がリアルに伝わることで適格な経営判断ができるのだと思います。

 

 

 

 

3つ目 社員に、”自分の会社”という意識を持たせることが 強い組織をつくる

 

 

 

 

リクシルは、いくつもの企業が合併して生まれた会社なので、帰属意識が希薄なところがありました。

 

 

 

 

瀬戸氏は、会社に愛着を持つ社員が増えることが、会社が成長していく要になると考えていて、どうしたら会社を好きになってくれるかを常に考えています。

 

 

 

 

そのうちの一つに、ユニセフとグローバルパートナーシップを組んで、途上国にトイレを普及させるというプロジェクトがあります。

 

 

 

 

これは社会のためでもありますが、自分の会社が社会に対して貢献していると感じることで、社員に会社に愛着を持ってもらう取り組みの一つだと思います。

 

 

 

 

瀬戸氏は、良いアイデアもまた、社員が、会社のことを好きだから出てくると言っています。

 

 

 

 

だからこそ、どうやって社員に会社を好きになってもらうのかを考えるが社長の仕事なのだと思います。

 

 

 

 

4つ目 会社は生き残ることが大切だがそれ以上に、生き残る価値があるのかが大切

 

 

 

 

会社は続けることが大切です。

 

 

 

 

ただそれだけでは意味がない。

 

 

 

 

社員が、会社のことを好きで、そこで働くことが楽しいと思うこと、お客さんが必要としてくれていること、ユニセフのような社会の問題を解決するような社会活動をしていること、ルールを守っていること。

 

 

 

 

上記のような観点から、会社として生き残る価値があるのかが大切なのです。

 

 

 

 

瀬戸社長はこのように言います

 

 

 

 

「私の目標は、社員一人ひとりが毎日明るい気持ちで出社でき、仕事に誇りを感じられる会社にすることです。一方で、会社としては、利益の追求による株主への貢献はもっともですが、人と同じで生きる価値があるかどうかが何より大切だと考えています。」

 

 

 

 

最高のセミナーでした。

 

 

 

 

行動に変えたいと思います。

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