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あなたの話に「さげ」はあるか?

2017.02.06

カテゴリ: その他

3年ほど前に、人生ではじめて立川晴の輔さんの落語を観てから落語のファンになりました。

 

 

 

 

落語が好きで、仕事の合間、移動中などで落語を聞いています。

 

 

 

 

このタイトルの「さげ」とは落語の最後のせりふで「オチ」とも言われます。

 

 

 

 

落語の中には、人生の教訓を語っているものも多くあります。

 

 

 

 

わたくしが好きな落語で「百年目」という演目があります。

 

 

 

 

はじめて聞いたときに鳥肌が立ちました。

 

 

 

 

素敵な部下を持った、だんな(経営者)と優秀な番頭(幹部)の話です。

 

 

 

 

こんな大らかで器の大きな経営者になりたいですね。

 

 

 

 

あらすじは、堅物で通っている優秀な番頭がいる。

 

 

 

店では本当に仕事はしっかりとこなし、真面目で優秀。

 

 

 

芸者遊びをするような感じは全くない。

 

 

 

しかし、この番頭(幹部)も全くそんなことをしないわけではない。

 

 

 

 

この堅物の番頭さんが土手で芸者遊びをしているのをたまたま同じ場所に来ていた、だんな(経営者)に見つかってしまいます。

 

 

 

 

その時の番頭(幹部)が発した言葉が「お、お久しぶりでございます。ごぶさたを申し上げております。いつもお変わりなく……」

 

 

 

 

そして、そのまま逃げるように逃げていきます。

 

 

 

 

10代のころから30年近くだんな(経営者)に使え、まじめで通っていたのに、あんな姿を見られ、信頼が崩れ、番頭(幹部)はクビになると覚悟を決めていました。

 

 

 

 

次の日に、だんな(経営者)に呼び出されます。

 

 

 

 

その時にだんな(経営者)は、天竺(てんじく)の栴檀(せんだん)の大木と南縁草という雑草の話を始めます。

 

 

 

 

この時のやり取りが、なんだか涙が出るくらいぐっときます。

 

 

 

 

だんな(経営者)のほうは、芸者遊びを会社のお金を使っているのではと疑ったが、一切、そんなことはなくこの番頭(幹部)は本当に優秀で実は経営者以上の能力を持つ人でした。

 

 

 

 

だんな(経営者)は前からこの番頭(幹部)が堅すぎると思っていましたが、この一件で新しいお店を持たせる決断をします。

 

 

 

 

落語の最後はこうです。

 

 

 

 

だんな「それにしても、昨日『お久しぶりでございます』と言ったが、一つ家にいながらごぶさたてえのも……なぜあんなことを言ったんだい?」

 

 

 

 

番頭「へえ、堅いと思われていましたのをあんなざまでお目にかかり、もう、これが百年目と思いました」

 

 

 

 

 

これがこの落語の「さげ」です。

 

 

 

 

今日のブログは単に趣味の紹介になってしまいました。

 

 

 

 

なかなか伝わらないので是非、一度聞いてみてください。

 

 

 

 

おすすめは立川志の輔「百年目」

 

 

 

 

経営者が見れば、経営者としてこんな器を持ちたいと思うのではないでしょうか?

 

 

 

 

わたしのブログ、何の「さげ」もありません(笑)

 

 

 

 

この「百年目」から私が学ぶことは、自分がまず未完成であること。

 

 

 

 

それなのに、部下に、社員に多くのものを求めすぎていないかと反省する。

 

 

 

 

この中にでてくるだんなのようにしっかりと感謝できる人間になりたい。

 

 

 

 

そしてこのだんなのようにおおらかで、力強くありたい。

 

 

 

 

やっぱり落ちはありません。

 

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